保健師学校

保健師学校のカリキュラムは?

保健師という国家資格は、決して簡単にとれるものではありません。看護師の資格を取得した上で保健師の方を養成する保健師学校・保健師養成校で1年間学んでようやく受験資格が得られます。または、4年生の看護大学・統合カリキュラム校の看護学校で学ぶことでも受験資格を得ることが可能です。

 

基本的には、保健師学校で学ぶべき内容は保健師の国家試験で出題される範囲となるでしょう。ただし決して試験対策だけを行うわけではなく、実際に保健師となってからその授業がしっかり生かせるように勉強していかなければなりません。

 

保健師試験で課される科目は4つ、地域看護学・疫学・保健統計学・保健福祉行政論となっています。このうち地域看護学、保健福祉行政論では座学だけでなく実習も組まれることになるでしょう。

 

座学について、各科目を簡単に見ておきたいと思います。地域看護学は地域の中で保健師がどんな対策を行うべきか、母子・高齢者・障碍者などいろいろな方について勉強していく科目です。疫学はそのまま、疫病に関して学んでいくもので病気の発生原因や予防について学習していくことになります。

 

保健統計学は医療・保健などに関する種々の統計をどのように読み取るかという内容で、保健師が仕事の指針とすべき数字について理解を深めます。最後に保健福祉行政論は行政の福祉・医療の仕組みについて学ぶことであり、これも実際に行政保健師として働く際に役立ちます。

 

実習は基本的には保健所で行われることになり、実際に住民の方と接したり家庭訪問に同伴することもあります。
保健師が他の資格と比べて専門的なのは健康相談や健康指導の分野であり、こういった部分については座学よりも実習の経験がものをいうことになるでしょう。学校で受ける授業とは違い、実習といっても地域住民の方に対して責任が生じてきますから真剣に臨む必要があります。

 

どの科目も決して簡単な科目ではなく、例えば保健統計学ならば数学の知識がある程度なければ理解できないこともあるでしょう。ただ、多くの方はこの難しいカリキュラムをこなし保健師試験に合格なさっています。

 

保健師の国家試験合格率は例年80パーセント以上が普通であり、授業についていけないんじゃないか、理解できないんじゃないかと心配することはありません。
きとんと勉強していれば、保健師養成校を出て1発合格することも十分可能な程度の難易度です。ただ合格するためでなく、その後の仕事のためと思って学習に取り組んでください。

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